なにわホネホネ団とは
この文章は、ホネホネ団事務局長・和田岳学芸員の
ホームページから抜粋したものです。
おもに鳥や哺乳類の皮を剥いたり、骨格標本を作り、大阪市立自然史博物館などに収めています。気味が悪いと思われがちな死体を大切な資料として収集し、解剖してさまざまな情報を読み取り、記録するのがホネホネ団の目的。鳥や哺乳類が大好きで、ながめるだけでは飽きたらず、さわって細かい体のつくりを観察してみたい!それができるのが、ホネホネ団の皮むき・骨格標本作りです。
主な活動内容
- 哺乳類の死体から毛皮と骨格標本を作る。
- 鳥類の皮をむいて、仮剥製を作る。
- 交通事故死体や海岸に打ち上げられた死体など、動物の死体を集めて、標本として保存する。
- 作った標本は、原則として大阪市立自然史博物館に収める(自分の物にしたい場合は、自分で入手した死体を、自分で標本にした場合に限ります)。
- 各地のイベントに出かけて行って、死体を標本として保存する必要性の普及をはかる。
- 海岸などに、落ちている死体を拾いに行く。
- 時には、両生類、爬虫類、魚類の皮剥きや骨格標本作りもします。
イベント参加で皮剥きを実演@奈良県 | 大阪南部に漂着したスナメリを計測・回収中 |
主な活動場所
- ホームグラウンドは、大阪市立自然史博物館です。大部分の活動日は、ここの実習室で活動しています。おおよそ午前10時頃より、夕方まで(ときには夜まで)活動しています。
- 骨や死体を採集に遠征することもあります。
- イベントや他の博物館に出張して皮剥きなどをすることもあります。
キリン。皮剥き・肉取りをして→ | →砂場に並べ、ホネになるのを待つ。 |